研究の概要

リポソーム  「細胞」は小さな化学工場と言っても過言ではありません.「生体膜」に囲まれた空間に,各種の「バイオ分子」や「細胞内小器官」が存在します.細胞内小器官は,情報統括(核膜),物質生産(ER膜),品質管理(ゴルジ体(膜)),エネルギー生産(ミトコンドリア(膜))など,異なる役割を果たします.これらの分子や分子集合体が緊密なネットワークを形成し,小さな構造の中で,物質・エネルギー生産が効率良く行われています.
 細胞を範とした,環境調和型の物質生産プロセスの創成を目標します.これまでの成果から,「生体膜」が重要なカギを握っている事が分かってきました.外部環境からの「1.物理的障壁」という役割に加え,複数の分子の「2.集積化の場」,化学反応を効率化する「3.機能制御の場」,さらには,「4.分子認識-変換反応の共役場」としての役割を示すのが「生体膜」です.
 モデル生体膜「リポソーム」は,生体膜の特徴(上記1-4)を良く反映させる分子集合体であり,また,要素バイオ分子(リガンド,アミノ酸,ペプチド,核酸など)の膜上での振舞いを理解・活用するに適したナノ材料です.リポソームをコア材料として,次世代の(1)(バイオ)触媒,(2)(バイオ)担体材料,(3) 物質生産プロセスの設計開発に挑戦しています. 


お知らせ

2019/05/15 New日本膜学会第41年会に参加!
2019/04/26 NewLangmuir誌にTRES水和水評価に関する論文が掲載決定!
2019/04/11 New当研究室出身の田口翔悟先生が助教に着任
2019/04/09 H31年度研究室メンバーを更新
2019/03/27 H30年度学位授与式が行われました
2019/03/25 日本化学会第99春季年会に参加!
2019/03/20 化学工学会第84年会に参加!
2019/03/13 第9回京都若手ソフトマター研究会に参加!
2019/02/01 当研究G出身の石井治之先生が山口大学に栄転されました
2019/01/07 菅助教がH30年度化学工学会研究奨励賞を受賞!
2019/01/04 J.Chem誌に膜内L-Pro触媒反応に関する論文が掲載決定!
2019/01/04 J.Chem誌に水和水に関するReviewが掲載決定!
2019/01/04 Biophys. J誌にSM脂質膜評価に関する論文が掲載決定!
2018/12/14 Coll&Interf誌にバイセル相図に関する論文が掲載決定!
2018/12/14 Jung教授(SNU)による特別講演を開催!
2018/12/13 キャピラリー電気泳動シンポジウム(SCE2018)に参加!
2018/12/06 CSB誌にクロロフィル会合体制御に関する論文が掲載決定!
2018/12/03 第37回溶媒抽出討論会に参加!
2018/11/28 表面真空学会2018に参加!
2018/11/19 Buiさん, 川上君, 北川君が膜シンポ2018で学生賞受賞!

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